11月23日 日曜日
朝、いつまでも布団のあたたかさにしがみつくみたいにダラダラしてしまって
ゆっくり起き上がった。昨日の疲れの残りなのか、ただ気持ちがゆるんでいたのか…
そんな自分に少し苦笑いしつつ、クロワッサンの香りに誘われてようやく動き出す。
玉子とソーセージの塩気がちょうどよくて、静かな朝にぽつんと灯りがともるようだった。
それから、しばらく放っていた洗濯物の山に向き合った。
畳んで、しまって、また畳んで…
淡々と手を動かすうちに、頭の中のざわつきが少しずつ整っていく気がして、
不思議と悪くない時間だった。
プリウスを運転する練習もしてみた。
慣れない感覚にちょっと緊張しながら、でも少しずつ身体のほうが覚えようとしてくれるのを感じる。
娘ちゃんは塾へ出かけて、いつものように小さな背中を見送った。
お昼は「はまんど」に初めて行ってみた。
美味しくて、ちょっとした冒険に成功したみたいな小さな満足感が胸に広がる。
そのあと業務スーパーで買い出しをして、日々の生活を支えるストックをいろいろ揃えた。
相方を散髪へ送って、帰ってきてから私は少し昼寝。
静かな午後の空気の中で、自分もつられてうとうとしてしまった。
迎えに行く道すがら、今日のことをぼんやり思い返していた。
そして夕方は作り置きに精を出した。
麻婆茄子の香り、ささみの照り焼きの甘い照り、里芋のやわらかさ、ちりめんと大根葉の素朴さ、ヤゲンとほうれん草の炒めものの滋味…
台所に立ちながら、ひとつひとつが明日の自分を支えてくれるんだなと思った。
そんなふうにして、今日もなんとなく満ちていく一日だった。
GP子より


